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2019年 第72回 野間文芸賞受賞

人外


発売日:2019-03-07
ページ数:256ページ

第72回野間文芸賞受賞作。神か、けだものか。アラカシの枝の股から滲みだし、四足獣のかたちをとった「それ」は、予知と記憶のあいだで引き裂かれながら、荒廃した世界の風景を横切ってゆく。死体を満載した列車、空虚な哄笑があふれるカジノ、書き割りのような街、ひとけのない病院、廃墟化した遊園地。ゆくてに待ち受けるのは、いったい何か?世界のへりをめぐるよるべない魂の旅を描く傑作小説。



野間文芸賞の受賞作品



2021年 第74回 野間文芸賞受賞
天路
リービ英雄

国と国、言葉と言葉の〈間〉を旅する作家がたどりついた、世界の臨界点。記憶と言葉が響きあう越境文学の達成。 アメリカを捨て日本に移り住んだ作家は、故国に残した母の死を抱えて中国の最果て、チベット高原へ...
2020年 第73回 野間文芸賞受賞
小箱
小川洋子

『ことり』につぐ7年ぶりの書き下ろし長編。小さなガラスの箱には亡くなった子どもの魂が、ひっそり生きて成長している。箱の番人、息子を亡くした従姉、歌声でしか会話できないバリトンさん、竪琴をつくる歯科医…...
2019年 第72回 野間文芸賞受賞
人外
松浦寿輝

第72回野間文芸賞受賞作。神か、けだものか。アラカシの枝の股から滲みだし、四足獣のかたちをとった「それ」は、予知と記憶のあいだで引き裂かれながら、荒廃した世界の風景を横切ってゆく。死体を満載した列車、...
2018年 第71回 野間文芸賞受賞
草薙の剣 (新潮文庫)
橋本治

平凡な日本人男性六人が主人公 昭生(あきお)62歳、豊生(とよお)52歳、常生(つねお)42歳、夢生(ゆめお)32歳、凪生(なぎお)22歳、凡生(なみお)12歳。この物語の主人公はこの6人ですが、そ...
2017年 第70回 野間文芸賞受賞
土の記
髙村薫

ラスト数瞬に茫然、愕然、絶叫! 現代人は無事、土に還れたのだろうか――。青葉アルコールと青葉アルデヒド、テルペン系化合物の混じった稲の匂いで鼻腔が膨らむ。一流メーカー勤務に見切をつけ妻の里に身を落着け...

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誓願
マーガレット・アトウッド

『侍女の物語』から十数年。ギレアデの体制には綻びが見えはじめていた。政治を操る立場にまでのぼり詰めたリディア小母、司令官の家で育ったアグネス、カナダの娘デイジーの3人は、国の激動を前に何を語るのか。カ...
彼岸花が咲く島
李琴峰

【第165回芥川賞受賞作】 その島では〈ニホン語〉と〈女語〉が話されていた 記憶を失くした少女が流れ着いたのは、ノロが統治し、男女が違う言葉を学ぶ島だった――。不思議な世界、読む愉楽に満ちた中編小...
老虎残夢
桃ノ雑派

第67回 江戸川乱歩賞受賞作。 最侠のヒロイン誕生! 湖上の楼閣で舞い、少女は大人になった。 彼女が求めるのは、復讐か恋か? 各選考委員絶賛! 綾辻行人「論理的に真相を解き明かしてい...

























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