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2023年 第57回 吉川英治文学賞受賞
燕は戻ってこない 単行本 – 2022/3/4
桐野夏生
発売日:2022-03-04
ページ数:448ページ
言 語: 日本語
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【第57回 吉川英治文学賞受賞作】
【第64回 毎日芸術賞受賞作】
この身体こそ、文明の最後の利器。
29歳、女性、独身、地方出身、非正規労働者。
子宮・自由・尊厳を赤の他人に差し出し、東京で「代理母」となった彼女に、失うものなどあるはずがなかった――。
北海道での介護職を辞し、憧れの東京で病院事務の仕事に就くも、非正規雇用ゆえに困窮を極める29歳女性・リキ。「いい副収入になる」と同僚のテルに卵子提供を勧められ、ためらいながらもアメリカの生殖医療専門クリニック「プランテ」の日本支部に赴くと、国内では認められていない〈代理母出産〉を持ち掛けられ……。
『OUT』から25年、女性たちの困窮と憤怒を捉えつづける作家による、予言的ディストピア。
頁の隙間から聞こえてくる、今の世界を保持するための骨組の軋み。
こういう小説と出会うことでしか、私達は私達の不都合な部分を見つめられない。
――朝井リョウ(作家)
女であること、産む性であることは、なんて悲しいのだろう。
ラストを読み、思わず溢れた涙の理由を、私は今も考えつづけている。
――小島慶子(エッセイスト)
新技術と経済・ジェンダー格差が交差するとき、恩恵を受けるのは男性だ。
被害をこうむるマイノリティの苦しみを、マジョリティの私がどこまで想像できるかを突きつけられ、たじろいだ。
――斎藤幸平(経済思想家)
読んでいる間、ずっと殴られるような感覚に襲われていた。
それは自分を含む大勢の人が、今この瞬間も世界に殴られ続けているのだという、気付きであり目覚めでもある、大切な痛みだった。
――村田沙耶香(作家)
吉川英治文学賞の受賞作品
2023年 第57回 吉川英治文学賞受賞
燕は戻ってこない 単行本 – 2022/3/4
桐野夏生
【第57回 吉川英治文学賞受賞作】 【第64回 毎日芸術賞受賞作】 この身体こそ、文明の最後の利器。 29歳、女性、独身、地方出身、非正規労働者。 子宮・自由・尊厳を赤の他人に差し出し...
2022年 第56回 吉川英治文学賞受賞
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江戸末期の遠野で、化け物退治が開幕! 第56回吉川英治文学賞受賞作 【第56回吉川英治文学賞受賞作】 『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞を受賞――...
2022年 第56回 吉川英治文学賞受賞
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2021年 第55回 吉川英治文学賞受賞
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2019年 第53回 吉川英治文学賞受賞
鏡の背面
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